■ 新型コロナの影響で近所を散策する機会が増えたこの数ヵ月、これまで意識しなかった自然を急に身近に感じている人も多いのではないだろうか? そんな人々の間で、ロンドンの木に特化したウェブサイトが注目を集めている。

ロンドンに育つ木の数は、その人口およそ890万人に匹敵する約800万本。ウェブサイト「Tree Talk」( www.treetalk.co.uk)では、ロンドン市が提供する「ロンドン・ツリーマップ」を応用して、ロンドンの一般道や公園にある木々の一部を紹介中だ。
サイト内に設置されたマップには、木が育つ場所に緑色の丸印が記され、マウスをのせるとそれぞれの名前が表示される。さらにクリックすれば、その木に関する情報を知ることができる。
最も多かった種類は、「London Plane」「Norway Maple」「Common Lime」で、これらはロンドンで確認されている木の中でも比較的多いのだそう。
同サイトが「珍しい」と認定する種類には、ゴールド(ロンドン内で10本以下)、シルバー(同75本以下)、ブロンズ(同200本以下)のラベルがつけられていて、筆者は近所に「ゴールド」のお墨付きを得た「Portuguese Laurel」があるのを発見! これまでのところ、同サイトではロンドン内の公共の場で2本だけしか確認できていないらしく、ちょっと得した気分!
このほか、あちこちで目にしているように思っていた「Magnolia」が実はそれほど多くはなかったり、いつも立派な姿に見とれていた木の名前を初めて知ったりと、発見の連続となった。
日頃から散策するエリアを調べてみてもいいし、近隣にある珍しい木をウェブサイトでチェックして、それを探しに出かけるのもあり。出不精の人は、窓から見える木を調べてみるだけでも楽しめるかも!? お気に入りの1本を見つけて、じっくり観察してみよう!(写真/文・西村千秋)
週刊ジャーニー No.1140(2020年6月4日)掲載







