VOL.
54
ラドヤード・キプリング
43 Villiers Street, London WC2N 6NE
上の写真は、作家として成功を掴もうと文筆活動の場を求め、英国へ戻ってきたキプリングが暮らしていた家。1889~91年までの約2年間、この部屋で小説を執筆していた。キプリングの作品はロンドンの上流社会でたちまち人気を博したが、階級社会の息苦しさに耐えられず神経衰弱を患い、再びインドへ帰って行った。現在、この建物は彼にちなんで「キプリング・ハウス」と呼ばれている。
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週刊ジャーニー No.1074(2019年2月21日)掲載