著名人たちゆかりの地

著名人たちゆかりの地

ダーウィン、ナイチンゲール、チャップリン、ジョン・レノンら、著名人たちが暮らした家や墓、歴史的な事件が起きた場所などを紹介します。

VOL.
51

キャサリン・オブ・アラゴン
Peterborough Cathedral Minster Precincts, Peterborough PE1 1XS

ヘンリー8世の最初の妻キャサリン・オブ・アラゴンは1485年、スペイン王の長女として誕生。13歳でイングランドへ渡り、当時王太子だったヘンリー8世の兄と結婚した。しかし、わずか半年で夫が病死したため、のちにヘンリー8世と再婚。ヘンリーは6歳年上の元兄嫁を大切にしたが、跡継ぎの男児が誕生しなかったことから、離婚を禁じていたカトリック教会から離脱して英国国教会を創設。1532年にキャサリンとの婚姻無効を宣言した。
左下の写真は、ケンブリッジシャーのピーターバラ大聖堂内にある、キャサリンの墓。王妃の位を剥奪され、「王太子の未亡人」に戻ったキャサリンは、4年後にキンボルトン城で死去。51歳だった。遺体は同城に程近いピーターバラ大聖堂へ運ばれ、埋葬された。ちなみに、大聖堂内にはスコットランド女王メアリー・ステュアートの墓跡も残っている。

週刊ジャーニー No.1071(2019年1月31日)掲載