7/25 恋人たちの願いをこめた「ラブロック」、自治体がジャマモノ扱いに

ヨーロッパを中心に広まった「ラブロック」。もともとは、第一次世界大戦中に、出征した婚約者が現地で別の恋人をつくってしまったことを嘆き、悲しみのあまり亡くなったセルビア人の女性と、その婚約者が、待ち合わせに使っていた橋に、この女性のようになりたくないとの願いをこめて、恋人の心に『鍵』をするために、女性たちが南京錠をかけ始めたのが起こりとされている。

2000年ごろから、この習慣がローマなどでやや形を変えて復活。男女が、ふたりの愛がずっと続くように南京錠を橋の欄干や、公園のフェンスにかけ、鍵を川などに投げ込んで南京錠が取り外せないようにするようになった。

ところが、場所によっては、あまりに多くの南京錠がかけられたため、欄干などが壊れるケースが発生するようになってしまっている。

先月、パリのある橋では70万個の南京錠の重さに耐えきれず、欄干が破損。通行時の安全がおびやかされる事態になった。

この件をうけ、イングランド北西部の町、チェスターでは、自治体が『やむをえず』介入を決定。クイーンズ・パーク・サスペンション・ブリッジ(つり橋)につけられた南京錠、300個を撤去する旨を発表した。

人の恋路をジャマするやつは、馬にけられて…などと言われ、無粋きわまりないと嫌われるものだが、自治体は、通行人の安全が第一と主張。ただし、期限を年内とし、それまでに、南京錠を取り戻したいカップルは取り外すように呼びかけている。でも…鍵がない場合はどうすればいいの?

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