草に覆われた地面から、半分顔を出した煙突。時折、煙がたちのぼるその煙突の下にあるのは…半地下の住居。まさに映画『ホビットの冒険』シリーズから飛び出して来たかのような家が、ご普通の家庭の裏庭に出現したことを「デイリー・メール」紙が伝えた。
『ホビットの冒険』の著書、トールキンの空想世界『中つ国』に実際に存在するかのようなこの半地下の住居は、ボルトンに住むオリー・ウォザースプーンさん(32)の手により建てられたもの=写真。妻タズミンさん(35)とのあいだにノア君(6)とスニちゃん(3)の2人の子供をもつオリーさんは、遊び場のデザイナー。自身の育った農園での思い出をもとに、家族全員でこの隠れ家を作ったと話す。
オリーさんは、「私たちの家は、交通量の多い道路に面した普通のセミデタッチト・ハウス(一棟二軒の家)。それじゃあ何か別にすてきなものを造ろうじゃないかと思いついた」と振り返る。
この半地下の住居は、室内の天井の高さは約2メートルあるものの、掘り込んで建てられており、地面からの高さは約0.8メートルしかない。この高さが規制対象以下であるため、自治体に建築許可を申請する必要もなく、2週間で完成。かかった費用は4千ポンドという。
樹木専門の庭師であるオリーさんの兄弟が、中の家具を担当。大きなソファベッドのほか、冬場でも暖かく過ごせるよう暖炉も完備。中ではイルミネーション・ライトが輝き、古い通気孔を使った窓から、自然光が差し込むようになっている。
子供専用の小さな出入りハッチもあるのに加え、洪水の被害に見舞われないよう、水はけについても十分工夫されているという。これなら、英国の天気も恐くない!?


















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