
英国発祥の人気オーディション番組『The X Factor』や、タレント発掘番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』の辛口審査員としても知られる、ソニー・ミュージックエンタテインメントの音楽プロデューサー、サイモン・コーウェル(英国では「カウェル」と発音)さん(54)。近頃は、人間がやや丸くなったようにも思われていたが、それはうわべだけの話で、ビジネスに関しては非情すぎるほどの合理主義者であることを改めて示した。各メディアが報じた(写真は「デイリー・メール」紙より)。
今回、コーウェルさんに容赦なく切り捨てられたのは、2006年の『The X Factor』勝者、レオナ・ルイスさん(29)=写真。『ア・モーメント・ライク・ディス A Moment like This』や『ブリーディング・ラヴ Bleeding Love』などの大ヒット曲があり、特に後者は米国でもビルボードチャートで1位を記録し、英国出身女性アーティストとしては20年ぶりに全英・全米1位を達成する快挙を成し遂げた。
『師』であるコーウェルさんとの関係も良好で、「(2006年にルイスさんが優勝していなかったら)『The X Factor』は番組打ち切りとなっていただろう」と話すなど、『愛弟子』のルイスさんを高く評価していた。
しかし、ここ数年はヒットに恵まれず、アルバム『Chistmas, with Love』の売上げが10万枚にとどまったのがとどめとなり、ソニー系列のコーウェルさんのレコード・レーベル「Syco」との契約を打ち切られてしまったという。
レオナさんは「ソニーとのすばらしい7年間を経て、『Island Records』というレーベルと契約できたことを光栄に思う」と気丈にコメントしているものの、精神的につらい思いをしていることは明らか。コーウェルさんの「レオナ、おめでとう。幸運を祈っている」というツイッターのしらじらしいメッセージを、苦々しく思ったことだろう。ショービジネスの世界は厳しい…。

















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