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「ひつじのショーン」制作陣…AIは映画を脅かさないと力説

■AIは映画を脅かさない――。人気ストップモーション作品(クレイアニメ)「ひつじのショーン」の最新作が英国で公開されるのを前に、制作陣がこうした考えを示した。各メディアが報じた。

新作「Shaun the Sheep: The Beast of Mossy Bottom」はホラーの要素も少々盛り込まれたコメディ仕立て。© Aardman

「ウォレスとグルミット」などで人気を確立し、「ひつじのショーン」シリーズでも知られる制作会社アードマンは今年、創立50周年を迎えた。1976年にピーター・ロード氏とデービッド・スプロクストン氏が設立した同社は、「モーフ」「ウォレスとグルミット」「チキン・ラン」などを生み出してきた。ショーンが初登場したのは1995年の「ウォレスとグルミット、危機一髪!」。鳴き声やうなり声、豊かな表情だけで感情を伝えるスタイルが、世界的な人気につながっている。

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新作「Shaun the Sheep: The Beast of Mossy Bottom」は、ハロウィーンを題材にしたコメディ。ショーンがマッドサイエンティストに変身し、仲間を救おうと奮闘する物語だ。プロデューサーのリチャード・ビーク氏は、映画業界でAIやCGIの活用が広がる一方、手作業で人形を少しずつ動かして撮影するストップモーション作品は今も作られ、英国アカデミー賞(BAFTA)でも評価されていると指摘。「将来的にはAIを使った道具が登場するかもしれないが、物語を作り、語る仕事そのものがAIに取って代わられるとは思わない」と語った。

アードマンでは現在も、まばたきや笑顔、体の動きまで一つひとつ手作業で生み出す技術を重視。美術監督のキティ・クレイ氏によると、20年前に作られた模型が今も使われているほか、母親のアイロン台や祖母のランプシェードを小道具に使うなど、作品には「個人的な温かみ」も込められている。最新作にはセリフこそないものの、ダニ・ダイアー、ジャスティン・フレッチャー、ニーナ・ソサーニャらが声で参加。共同監督のマシュー・ウォーカー氏は、今回はホラーの要素を取り入れながらも「怖がらせるのではなく、コメディとして楽しめる作品」に仕上げた」と説明している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)


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