■「少し調べ物をするつもりだったのに、気づけば1時間もスマートフォンを見続けていた」―そうした経験は多くの人に共通するようだ。英国の最新調査で、利用者はスマートフォンを1日平均4時間使用し、そのうち36%は特に目的のないまま画面を見続けていると自己認識していることが判明した。BBCが報じた。

調査を分析した、ケンブリッジ大学のエレノア・ドレイジ氏は、「これは単に本人の意思の弱さではなく、没入感を高めるよう設計されたテクノロジーの影響も大きい」と指摘する。一方、バース・スパ大学の心理学者ピート・エッチェルズ教授は、「自己申告による利用時間は実際より長く見積もられる傾向がある」としつつも、「自分のスマホ習慣に気づくこと自体が、改善への重要な第一歩になる」と評価している。
調査では、多くの人がスクリーンタイムを制限する機能の存在を知りながら、実際には十分活用できていないことも分かった。また、目的なくスクロールする時間が長い人ほど、「利用後に気分が悪くなった」「不快な投稿や有害な情報を目にした」と感じる割合が高かった。ただ、専門家は、スマートフォンの利用そのものが一概に悪いわけではないと強調する。情報収集や連絡、地図の利用などは現代人の生活に欠かせない一方、運転中の操作など危険な行動につながる使い方には注意が必要だという。さらに、リーズ大学のレイフ・クレイトン氏は、不要な通知をオフにすることや、デジタル機器を使わない趣味や活動の時間を増やすことが、「無意識のスクロール」を減らす効果的な方法だと助言している。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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