■米ユニバーサル・スタジオが英国で計画する大規模テーマパークが、正式に認可された。建設地はベッドフォード近郊のケンプストン・ハードウィックで、政府は世界有数のテーマパークを目指し、「世代を超えた機会」と位置づける。英各メディアが報じた。

テーマパークは2031年開業予定で、年間来場者数850万人程度を見込んでおり、将来的には欧州最大級になる可能性もある。一方、地元では不安の声も上がる。入口の予定地近くに住む女性は、狭い道路事情や渋滞を懸念し「正気の沙汰ではない」と批判。ユニバーサル側から自宅の買い取りを打診されたが、住み続けたいと話す。もっとも、同社の調査では地元住民の92%が開発を支持したという。
計画規模は総面積268ヘクタール(東京ドーム約57個分)で、欧州で人気のディズニーランド・パリと比べても大きい。専門家は、ジェームズ・ボンドや『指輪物語』など未活用の知的財産を使えば、欧州のテーマパーク市場の勢力図を塗り替える可能性があると見る。英国の既存テーマパークにも競争効果が波及するとの期待もある。経済波及効果も注目点だ。開業時に約8000人の雇用を生み、新駅整備などインフラ改善も進む見通し。反面、不動産価格の上昇で生活コストが増す住民も出かねない。不動産関係者は「投資の恩恵を受ける人と、負担が増える人、両方の立場の人が生まれる」と指摘する。巨大計画は地域に活力をもたらす一方、影も落とす。評価は開業後に明らかになりそうだ。 By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)








































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