■自宅のソファでくつろぎながら熱々のピザを頬張る―。そのような時間が至福のひとときと感じる人も多い中、実はピザこそが英国人を最も不幸にする食べ物であることが分かった。英各メディアが報じた。
自然食品を扱う「ガーデン・オブ・ライフ」が実施した調査によると、46％の人が「ピザを食べた後に気分が悪くなる」と回答したという。その他、英国人の気分を落ち込ませる料理としてあがったのは、ハンバーガーとフライドポテト、ヨークシャープディング、フライドチキンといった、本来は人に幸福感や安心感を与えるはずの「コンフォートフード」が中心だった。英国の代表的料理のひとつ、フィッシュ＆チップスまでリスト入りしており、42％の人が「食べると気分が沈む」と答えたことが明らかになった。
今回の調査に携わった栄養士のリリー・サウター氏は、「こういった茶色系の食事は通常、大きなポーションで提供されることが多いのが特徴。また、高脂肪、炭水化物、塩分を多く含んでおり、それが食後の倦怠感や膨満感を引き起こす原因となる。さらに、これらの食品には脳に良いとされる栄養素や食物繊維が不足している」と指摘する。コンフォートフードは一時的に満足感を得られるがその効果は長続きせず、食後に気分が落ち込んでしまうこともあるという。実際に調査対象の４分の３の人が「油っぽい食べ物は気分を高揚させるが、食べ終わった後には不快感を覚える」と回答している。
【英国人が食べて後悔する食事トップ10】
① ピザ…46％
② フィッシュ＆チップス…42％
③ バーガー＆チップス…32％
④ ロースト（ヨークシャープディング付）…29％
⑤ フライドチキン＆チップス…25％
⑥ ステーキ＆チップス…22％
⑦ フル・イングリッシュ・ブレックファスト…22％
⑧ チーズケーキ…22％
⑨ ドネルケバブ…21％
⑩ チキンティッカマサラ…20％
By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
セール情報をいち早くGET！今週のお買得★食料品『TKトレーディング』
