■ 北ロンドンでベーカリーを経営するエイミー・ガストマンさんは、Z世代の応募者が送って来た履歴書に書かれていた驚きの内容を「TikTok」で明かした。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
エイミーさんは、募集したバリスタのポジションに対して求職者から送られて来た履歴書を見て、その内容にあ然。とくに「ブラットガールサマー(brat girl summer)を楽しんでいる」という表現には、困惑したと話す。エイミーさんのTikTok動画は50万回以上再生され、コメント欄にはZ世代の採用に関する数々の意見が溢れたという。エイミーさんは「例えば、どこにも大文字が使われていないの。『I like to eat toast』という文でも、『I』が大文字になっていない。別の女の子は『I'm having a brat girl summer』と書いていた。『brat girl summer』って何?。歌手のチャーリー・XCXと関係があるらしいけど、わざわざ履歴書に書く必要、ある?」。エイミーさんはZ世代の応募者が使うスラングや表現が理解できないことに戸惑い、「私が年をとったせいなの?」と感じて凹み、「誰か助けて。通訳が必要」と書き込んだ。
エイミーさんの動画は大きな反響を呼び、多くの人がZ世代の仰天の履歴書を共有。ある人は「履歴書に 『brat summer』なんて狂っている」と投稿。別の人は「面接の際、履歴書にあった空白期間について『この間は何をしていたの?』と尋ねたら『のんびりしてた』だって」。他にも「他の人と違っていたり、個性的であろうとしたりして必死なんだろうけど、それってむしろ逆効果よ」「『中学校の時はプロムクイーンだった』と書いていた子がいた」。プロムとはpromenade danceの略で、一般的には卒業間際の高校生が正装して参加するダンスパーティーのこと。プロムクイーンとは、プロムに先立って全校生徒の投票が行われ、選ばれた生徒に与えられる名誉ある称号。男性の場合はプロムキング。
「仕事はしたことないけど、イビサ島で一週間ずっと起きていたから、きっといい仕事ができると思うって書いて来た子がいた」「面接で応募者からブロ(bro:兄弟)と呼ばれた。もちろん採用しなかったよ」「『働くことが嫌い』とはっきり書いていた」といった投稿が相次いだ(
)。By週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)