
■パンデミックやブレグジットなどの影響で、「職場環境が悪い」として英国で働く外国人看護師の数が減少しているという。「インディペンデント」紙(電子版)が報じた。
看護・助産師審議会「Nursing and Midwifery Council」(NMC)が、2019年7月~20年6月に離職した看護師5639人を対象に調査を実施。その結果、離職の理由として最も多かったのは「プレッシャーが重すぎる」(23%)で、過度なプレッシャーによるストレスの蓄積やメンタルヘルスの低下に繋がったことが退職の原因であったが、次に多かったのが「職場環境への不満」(18%)だったことが分かった。
今回の調査は、ボリス・ジョンソン首相が昨年コロナに感染して入院した際に担当した外国人看護師が、辞職したことに端を発している。この看護師は、前線で必死に働いている看護師に対しての敬意の欠如、わずか1%の昇給という低報酬、政府のコロナ対策への不満を訴えていた。
NMCは最新の年次報告書の中で「これらの問題は以前から存在していたが、早く対処しなければ、コロナの大流行により疲弊している看護師や助産師の労働力をさらに欠くことになりかねない」と警告している。
NMCによると、3月末までに登録されている看護師の数は、英国全体で73万2000人。高齢の看護師が増加しており、56歳以上の看護・助産師は15万4000人以上で、うち6万人近くが61~ 70歳、3380人が71歳以上となっているという。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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