Tier 2で苦しむ、地元のパブに行ってみた!その1

■新型コロナウイルスの感染再拡大で、17日から「Tier 2」に指定されるに至ったロンドン。屋内では異なる世帯の人同士が飲食を共にすることが違法となった。8月以降、少し業績が盛り返しつつあったパブやレストランが再び厳しい局面に立たされている。少しでも地元のパブを応援しようと出かけてみた。

大家さん夫妻と同居する筆者が、食事も美味しいことで人気の地元のパブに出かけたのは22日(木)。テーブル数が限られているので予約は必須だ。

筆者を含め3人で店に入ったところ、入り口には消毒ジェルと使い捨てマスクが置いてあった(マスクをしてきていない人に、無料で提供しているのかどうかは確認できず)。店のスタッフに、予約をしている旨を伝えると、開口一番「全員同じ家に住んでる?(同じhousehold=世帯から?)」との質問。もちろん、と答えるとそれで確認は終了。同じ住所かどうか証明することを求められるわけではなく、利用客の自己申告に任せてある。

これでは悪用する人もいるだろうが、店側としても、少しでも売り上げを伸ばしたいという切実な事情がある。店内をざっと見渡すと、カップルや、家族連れらしいグループのほか、「ほんとうに同世帯からですか?」と疑いたくなるような年配男性2人組の姿もあった。見ただけでは、同じ世帯の人同士か、判断は限りなく難しいといえる。

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次に、NHSの追跡アプリ(NHS COVID-19 app)を利用しているかどうか聞かれた。大家さんがスマートフォンにダウンロード済みだったので、まだダウンロードしていなかった筆者がそれ以上追及されることはなかった。しかし、このパブに限らず、NHSの追跡アプリをダウンロードしているかたずねられる頻度が増えているのを実感。店によっては、ダウンロードしていない人は入店を認めないところもあると聞く。追跡(トレース)しきれていない、現実に即していないなどの批判も聞かれるアプリだが、これを機会にこのアプリをダウンロードすることにした。

https://www.covid19.nhs.uk/

着席時以外はマスクをするようにとも念をおされ(着席時、食事をしている間以外や、トイレに行く際もマスクを着用してほしいとスタッフから丁寧な説明があった)、ようやくテーブルに案内されたが、すでにひと仕事を終えた気分。店側も大変だが、利用客も根気がいる。(その2に続く

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)