VOL.
16
シャルル10世
72 South Audley Street, London W1K 1JB
上の写真は、英国王ジョージ3世の「客人」として、シャルル10世が1805~14年まで暮らしていた家。別々に亡命していた妻は、1805年にオーストリアで病死している。シャルル10世はフランス国内外の王党派や反革命派を扇動し、資金提供やナポレオンの暗殺を計画するなど、絶対王政の復活を目指した。1814年にナポレオンが失脚。王政復古により、もうひとりの兄のルイ18世が即位することになると、シャルル10世も9年間ほど隠れ住んだこの家を離れてフランスへ帰国した。
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絵画で見る、シャルル10世の生涯はこちら週刊ジャーニー No.1036(2018年5月24日)掲載