チューダー朝の第2代君主で、英王室史上、もっとも有名な国王のひとりといえるヘンリー8世(在位1509年4月22日~47年1月28日)。同王は、今は旧王立海軍学校となっている敷地に建っていた、グリニッジ宮殿(当時の呼び名はプラセンティア宮殿)で1491年6月28日に誕生。また、同王の2人の娘、すなわち後のメアリー1世とエリザベス1世もこの宮殿で生を受けるなど、チューダー朝とグリニッジ宮殿は深い縁で結ばれていた。
ところが、17世紀なかばに起こった、国王支持派と議会派の2度にわたる内乱(イングランド市民戦争)の際に大きな被害を受け、宮殿の立て直しを画策したチャールズ2世により取り壊されるに至った。
この宮殿跡に新しくビジター・センターが設けられることになり、工事が進められていたが、今までみつかっていなかった2部屋が地下でみつかったことを「デイリー・メール」紙が伝えた=写真(Old Royal Naval College提供)。
2部屋は調理室か醸造室などとして使われていたものと見られ、当時の使用人たちが忙しく立ち働く場所だったと考えられているという。
鉛釉(なまりを使ったうわぐすり)がほどこされたタイルもみつかっており、宮殿の一部として装飾されていたことがうかがえる。これから、さらに調査が進められることになっている。
























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