日本では売上げが低迷している日本酒だが、海外では人気が高まり、輸出量が増えつつあることを「ガーディアン」紙電子版が伝えている。
「澤乃井」などの銘柄で知られる東京の酒蔵、小澤酒造は、300年以上の歴史を持つ老舗酒造だ。「日本での 『日本酒ブーム』は第二次世界大戦後に訪れた」と代表の小澤 順一郎さんは話す。「しかし、当時の日本酒愛好者たちはもうだいぶ年をとったり亡くなったりしてしまった。今の若い人たちは日本酒を『古臭いもの』と感じている」。
1970年代、日本酒の消費量は年間167万キロリットルだったが、2014年には55万7000キロリットルまでに減少した。80年代には3500あった酒蔵も、1300にまで減った。
しかし専門家によれば、米国への日本酒輸出量はこの10年で2倍となり、輸出合計量の4分の1を占める。米国の後には台湾、香港、中国、韓国などのアジア国が輸出先として肩を並べる。
小澤酒造の米国への輸出量は、80年代には年間わずか数百本だけだったが、今や9000リットルに達する勢いだ。
海外での日本食レストランの増加、日本食人気の高まりなどに押され、日本酒の認知度もあがってきた。今後、酒蔵の顧客が「世界」になっていくことは間違いない。
























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