昨年、英国では19歳未満で溺死した人の数が40人となり、前年比で25パーセントも増えていたことが「the Curriculum Swimming and Water Safety Review Group」の調べで判明したという。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
同グループは、厳しい学業カリキュラムのしわ寄せで小学校での水泳授業が減っているために、小学校修了者の3人に1人が泳げないのが現状であり、今後も溺死事故が増えるのではないかと懸念している。
現在、水泳の授業が全くない小学校は20校に1校、残りの学校も芳しくはなく、標準レベルに達した水泳教育が行われている小学校は3校に1校しかないという。
また、水泳と水の安全についての公共教育はもう20年も国の課題となっているにもかかわらず、改善が見られていないのが現状。子どもが溺れるのでは、と心配する親は3人に2人にものぼる。
元オリンピック水泳選手、スティーブ・パリー氏は「学校は、泳ぐという大切な技術を教えることができずにいる。水の安全教育はおざなりにされるべきではない」と強く訴えている。
夏の水泳シーズンも含めて英国では、昨年だけで約300人の人が水の事故で犠牲になっている。
























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