映画まで登場! 日本から世界に広がるEmoji

1990年代に誕生し、SNSやチャットで多用されるようになった日本発の「Emoji(絵文字)」は、今や世界中に拡散。カレンダーに初めて用いられた日といわれる7月17日は「国際絵文字デー」と制定されており、各地で祝賀イベントが催されたほか、英国では『The Emoji  Movie』も封切られるなど、絵文字の存在はますます大きくなりつつあることを、英公共放送「BBC」が伝えている。

 「国際絵文字デー」にあわせ、ロンドンのロイヤル・オペラハウスはウェブサイトに、オペラやバレエの20の有名演目を絵文字で表したものを掲載。またロンドン、ドバイ、モスクワ、サンパウロなどでは当日にさきがけ、広場に絵文字の仮装をした人々が集まり、盛り上がりを見せた。
 公式ユニコードには、現在2666個の絵文字が登録されている。非営利機関である「The Unicode Consortium」が絵文字の形や表現を審査したのち、登録管理を行っているが、アップルやグーグルといった企業は独自のデザインを作ることも許可されている。
 2014年に「国際絵文字デー」を創設した「The Unicode Consortium」の委員でもあるジェレミー・バージさんは、同機関が年間何百もの新しい絵文字の登録申請を受けていることを明らかにした。
 最近導入された絵文字はスマートフォンのキーボードでも選べるようになっているほか、様々な肌の色の顔を採用。また、スコットランドの紋章など、政治的な意味のあるものも含まれ、バリエーションは多岐にわたる。
 加えて、キム・カーダシアンさんやジャスティン・ビーバーさんといったセレブリティは、それぞれ個性を出した絵文字「Kimoji」「Justmoji」をファンのために販売。アプリによっては使えないこともあるが、「絵文字」の人気ぶりがよくうかがえる。
 こうした絵文字の流行について、サウサンプトン大学のラウラ・ドミニゲス言語学教授は「絵文字はあらたまった表現とはいえず、好まない人もいる。ただ、時に言葉よりも雄弁で便利なこともある」とその有用性を認めている。
 ちなみに、2016年に英国で一番使われた絵文字は「泣き笑い(涙が出るほど笑っている顔)」、2位が投げキッス、3位が赤いハートマークであったという。

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