日本のポップカルチャーで、若い女性が複数で活動する「ガールバンド」「ガールグループ」が強く支持される理由を英公共放送「BBC」電子版が分析している。
これまで130人のアイドルを輩出してきた「AKB48」はその筆頭と言えるだろう。日本で一番売れているグループであるだけでなく、世界で一番大人数のポップ・グループだ。また、「Perfume」や「ももいろクローバーZ」なども絶大な人気を誇る。
こうした「若い女性のグループ」が好まれる文化背景として、東アジアでは、個性を出すよりも、強調や同調の姿勢がより評価される伝統があると指摘されている。
また、日本の「アイドルファン」は、英国のポップ・カルチャーとは相当異なる文化を形成している。女性よりも男性、そしてより年上のファンが多いのも特徴。
一方「アイドル歌手」側は、一種のファンタジーをファンに楽しませる存在として活動している。エネルギッシュでありながら、大人の事情には染まらない無垢な少女を演じるのが一般的。
国内外で成功を収める「Babymetal」は、ヘビーメタルをベースとした女性グループだが、ヘビーメタルでは定番のテーマであるセックスや悪魔よりも、チョコレートやダンスについて歌っており、ここにも「イノセンス」がかいま見える。
コラムニストで「おたく」という語の生みの親でもある中森明夫氏は、「現在の日本のポップカルチャーシーンは、70年代のロンドンと同じ。経済は停滞し、その中で人々は新しいものを求め、ロンドンではセックス・ピストルズ、日本ではアイドル文化が生まれた」と話す。
2013年、「AKB48」のメンバーの峯岸みなみが、「交際禁止」というルールを破ったことで、ペナルティとして頭髪を剃り、涙ながらに謝罪をする動画がYouTubeにアップロードされ世間に衝撃を与えた。
こうしたシーンを引き起こすほどの極端なファン心理は、西洋の男性バンドと「本当に恋してしまう」若い女性ファンの関係性と、性別をひっくり返せば同じという見方もできる、と同紙は2つの文化を比較した。
























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