【高層集合住宅火災】メイ氏に非難の嵐「魚のように冷徹」

14日深夜過ぎ、西ロンドンのノース・ケンジントンにある24階建ての集合住宅「グレンフェル・タワーGrenfell Tower」で起こった大火災の対応をめぐり、テリーザ・メイ首相が集中砲火を浴びている。各メディアが伝えた。
15日、メイ首相はいつものファッショナブルな装いは封印し、黒いスーツ姿で現場を訪れたが、消防・救急関係者としか会わず、被災者たちと向き合うことをしなかった。
これに対し、野党労働党のジェレミー・コービン党首は、被災者たちと会って話をし、深い同情の念を見せるなど、メイ氏と対照的な対応を見せた。
エリザベス女王も16日には被災者のもとを訪れ、お悔やみの言葉を述べた。
批判の高まりをうけ、16日にはメイ首相も被災者のもとをようやく訪れたが、メイ首相は「cold like a fish」(魚のように冷たい)と激しく非難されるなど、挽回するにはほど遠い結果となった。
総選挙で過半数割れするという敗北を喫したメイ氏に対し、その失点を回復する機会を逃したとの声も聞かれている。
指導者の真価が問われるのは、有事の際であり、メイ氏はまた失点を重ねてしまったようだ。

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