英国では、生徒の『武装化』が問題になっており、日本刀を含む刃物類、おの、空気銃といった武器を学校に持ち込むケースが増加していることが判明。中には5歳の子供が武器を持っていた例も報告され、低年齢化も懸念されているという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
イングランドとウェールズの43の警察署のうち、32ヵ所から集まった記録によると、2016年度に押収された武器は1369にも上り、前年の1158件から18%も増加したことが明らかになったという。記録を公表していない署も多いことや、一部の記録が完全なものではないことから、実際に警察に押収された武器の数はもっと多いと見られている。
また武器を保持していた子どものうち、10歳未満が47人もいたことも公表されており、しかも5歳児が3人含まれていたことは関係者に衝撃を与えている。ちなみに、英国では10歳以上から刑事責任が問われる。
武器の20%は日本刀を含むナイフ類で、銃、空気銃、エア・ライフルなども押収されている。その他、警棒、40センチ近くもある金属棒などとともに、紙裁断機、テイザー銃なども報告されている。
都市部におけるギャング・カルチャーの影響の増大や学校での暴力行為のエスカレート化について懸念が募る中、警察も学校での刃物類を用いた犯罪に対する取り締まりを強化している。
英国警察本部長であるアルフ・ヒッチコック氏は「近年、ナイフなどを持ち歩く若年層が増加しているのは憂慮すべき事態」と発言。武器の違法携帯者には厳しく接すること、刃物類を販売する小売店に焦点を当て、低年齢の子供に刃物を売らないよう強く働きかけていく意向であると話している。
英国ではこれまで、大学や中学校で教師が刃物で刺され死亡したり重症を追う事件が複数。教育の場でこれ以上命が奪われることがないように、早急な対策が望まれる。
























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