英語で「パラフィン(paraffin)」と呼ばれる石油系のろうを含んだスキンケア用クリームによる火災で、ここ10年のあいだに40人の死者が出ていることをBBCが発表した。「メトロ」紙が伝えている。
同紙の報道によると、パラフィンには湿疹や皮膚病を改善する成分が含まれているという。そのため、パラフィンが入ったスキンケア商品は少なくないが、これらの商品を定期的に使用しながらパジャマや寝具などを交換せずにいると、布地にパラフィンが染み込み、ある日突然、たばこを吸った際などに発火する可能性があると警鐘がならされている。
例えば、2006年にドーチェスターの病院で入院中の男性患者(60)が、こっそりとたばこを吸おうとライターに火をつけたところ、衣服などが発火して死亡。この男性は皮膚病を患っており、パラフィンを含んだ医療クリームを使っていた。この事件をきっかけに、パラフィンの危険性が世間に公表されたものの、2010年以降も37名が命を落としているという。
医薬品監督局では、パラフィンを含んでいるすべてのスキンクリームに、発火の可能性があることを明示するよう指導している。
























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