英国が国家の宗教と位置づける、英国国教会(Chruch of England)の日曜礼拝に列席する信者が過去10年で14%も減少したと「デイリー・メール」紙が伝えた。英国全体でみても、キリスト教信者が減っていることに加え、英国国教会の信者も大幅な減少が見られるとして懸念が高まっている。
英国国教会信者数は、2005年に87万5000人だったのが、2014年に76万4000人、2015年には75万2460人となっがことが判明。1990年代後半に信者数が100万を割ってから減少が続き、現在では1960年代の半数となってしまったと報じられている。
また、信者数を把握するため、英国国教会では2000年から、週ごとの平均礼拝者数を出すようになった。2001年には、週に教会に行く人の平均は130万人だったが、現在は100万人を切り、96万人となった。教会はさらに新しい統計方法として「礼拝者コミュニティ」を考案。これは最低月に1度は教会に行く、または病気などのやむを得ない事情がない限り行くだろうと考えられる人の統計とされているが、この数も決して喜べるレベルには達していないものと推測されている。
さらに、教会で結婚式を挙げる人も10年で18%減ったほか、葬儀を行う人は28%、洗礼を受ける人は11%減少。イースターやクリスマスなどの主要な教会行事ですら、信者の集まりはかんばしくなく、教会に行く人は13~14%減っているという。2015年のクリスマスに教会へ行った人は250万人、イースターに関しては130万人にとどまった。
2011年の国家統計によると、2001年から2011年までの10年間で、自分をクリスチャンだと考えている人は400万人減ったことも分かった。全体の割合で見ると、72%から60%へと大幅に落ちており、関係者のあいだで懸念が広まっている。
大司教議会の事務総長ウィリアム・ニー氏は「英国国教会は刷新の時を迎えている。礼拝者を増やし、どの時代、どの地域でも成長していく教会になることが必要だ」とコメントしている。
























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