英国を代表する蒸留酒「ジン」。近年、蒸留所の数が増え、若い世代を中心に人気を高め、その消費量もうなぎのぼりという状況だが、このブームに水をさす重大問題が起こっていた。ジンの香りを特徴づけるジュニパー(ネズの木)の深刻な不足が叫ばれ、ジンの生産に赤信号がともっていたという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
英国では木の病気が蔓延し、ジュニパーの種子の量も激減。このままではジンの生産がおびやかされると懸念されていた。この問題をうけ、行動を起こしたのがロイヤル・ボタニック・ガーデンで、「UK National Tree Seed Project」を発起。英国中の個体群から集めた種子を冷凍保存し、将来の発育に生かす運動を展開。
このプロジェクトは2013年5月に始まり、英国に自生する木、おそよ6500本から580万もの種子を『貯蓄』。その第1号となったジュニパーの種子はイングランド南部のウェスト・サセックスにある「Millennium Seed Bank」と呼ばれる貯蔵庫に運ばれたと報じられている。それらの種子は、洗浄、乾燥を経て、マイナス20度で保管されているという。
今後、これらの種子を順次育てていけば、安定したジンの生産が見込めるということだろう。ほっ。
























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