姉妹2人に家を貸したつもりが…「Airbnb」の悲劇

世界中で利用者が拡大している民泊サービス「Airbnb」(エアー・ビーアンドビー)。ウェブサイトを通じて、一般人が自身の家や部屋を旅行者に貸すのを仲介するシステムで、貸し手は副業として運営する人も多い。だが、英国でこのサービスを利用して家を貸し出した女性に悲劇が起きたことを「デイリー・メール」紙が伝えている。
北ロンドンのホロウェイに住む、米国出身のエラ・ボイドさん(36)は昨年末に年越しを家族がいる米国で迎えるため、その期間、家を貸し出すことにした。利用客として申し込んできたのは、ロイヤル・アルバート・ホールに姉妹と行く予定だという若い女性。きちんとしたゲストに思えた。
しかし、ボイドさんが米国から戻ってきて目にしたものとは、パーティー後の散らかり放題のキッチンや寝室、尿がかけられたベッド、タバコが押し当てられた家具などだった。家具はもう使えないほどに損壊しており、さらに服やアクセサリー、壁にかけられた美術品などが盗まれていた。
近隣の住人の話によると、ゲストは若い女性2人ではなく、大勢のグループで、大晦日に大騒ぎを繰り広げ、中には刃物を持って歩き回る男も目撃されたという。警察が通報で駆けつけ、グループを解散させたと報じられている。
ボイドさんは現在、家の損害を補填するため、また米国に戻るために資金を貯めているとう。
Airbnb側は、これは許されざることであり、すでに件の顧客を同サービスの利用禁止にしたこと、ボイドさんに代わりの住居を用意したこと、損害を一部補填したことを明かしている。規約により、こうしたトラブルが起きた際はAirbnbが最大60万ポンド分、補償すると説明されている。
お互いの顔が見えないビジネスには、危険性も潜んでいる。利用には十分注意したい。

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