新年の目標として、健康のために体重を落とすことを挙げた人は少なくないことだろう。また、さしあたって体重を減らす必要のない人でも、ソフト・ドリンクを飲む際には「ダイエット」とつく、人口甘味料使用のものにするよう努めているケースは多く見られる。ところが、こうしたダイエット飲料が、実は肥満抑制にも、生活習慣病である2型糖尿病などの予防にも役に立たないとする説が発表され、議論を呼んでいる。「デイリ・メール」紙が伝えた。
インペリアル・カレッジ・ロンドンのクリストファー・ミレット教授らの研究グループがこのほど行った調査で、ダイエット飲料が、普通の砂糖入りのオリジナル版よりも「健康に良い」とする科学的根拠を示すことはできなかったと発表。同時に、今までの調査はほとんどの場合、飲料メーカーの依頼で、つまり彼らの提供した費用により行われてきたため、結果はどうしても飲料メーカーに有利なものになりがちだったと指摘している。
実際に、飲料メーカーの委託による調査のほうが、そうでない場合の調査と比較すると、ソフト・ドリンクの摂取が肥満につながっているとする科学的根拠はないと結論付ける傾向が強いと分析されている。
しかし、今回の研究発表には批判も聞かれており、市民の健康状態の改善に取り組む「Public Health England」では、ダイエット飲料は、摂取カロリーのコントロールには有効だと反論。
また、キングズ・カレッジ・ロンドンのトム・サンダース教授は、「今回の調査結果は、科学的な研究結果の積み重ねに基づいたものというよりは、ひとつの『意見』ととらえるべきだろう」とコメントしている。
























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