英国の年金生活者について、近くに肉親や親類が住んでいないケースが多々見られることが指摘されており、最も近くに住む肉親や親戚でさえ、平均77分離れたところに住んでいることが判明。遠すぎて、日常の世話を受けるのは難しいことが問題となっている。「デイリー・メール」紙が伝えた。
高齢者のための慈善団体「The Royal Voluntary Service」の調査によると、3分の1の家族が、病院から退院した高齢者の対応に悩んでいるという結果が出た。家族の準備ができないうちに高齢者が退院することを恐れているという声も聞かれた。
ある地域では、病院のベッドの5分の1は、頼る人がおらず退院できない「ベッド・ブロッカー」と呼ばれる高齢者で占められているという。
75歳以上の親を持つ人への調査では、33%が、着替えや食事などの日常的な世話をするには住んでいる場所が遠すぎると回答。21%は高齢者の世話が十分にできないことに罪悪感を抱いていることも明らかになった。
調査元は「現在の英国では、誰もが親族の支援を受けられる環境にあるわけではない」とコメントしている。
肉親による介護に関する問題を、物理的な距離がさらに深刻にしているようだ。
























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