このほど、親の介護に関する実態調査が行われ、英国人の3分の1は高齢の親との同居について、「できない」または「したくない」と答えていることが分かった。「デイリー・テレグラフ」紙などが伝えた。
介護を支援する慈善団体「Care UK」が、60歳以上の親を持つ人を対象にした調査で、36%の人が「親との同居を真剣に検討している」と答えた一方、32%は「同居はしない」と回答していたことが判明した。
「同居はしない」と答えたうちの半数が、その理由として「家が狭すぎるから」を理由に挙げた。さらに、このほかの理由として、26%は「親と良好な関係を築いていないから」、14%は「配偶者が賛成しないから」、10%は「自分の健康状態に問題があるから」という内情が挙げられたという。
調査元のマネージャーであるジェニ・ラシュティンさんは「高齢の親をどう介護していくか、実際にそれが必要になる前に家族で決めておく必要がある」とコメント。親とも事前に介護について話しあっておくように勧めていると話している。
また、育児や介護サービスを提供する「My Nametags」社の調査で、親の介護を始める平均年齢は、49歳であることも明らかになった。
介護はおおむね、家の中のことや買い物を手伝うことから始まり、親を訪問するのは月に7回が平均的だという。
4分の1は一緒に住み始め、そのうちの半数が、「親を他の場所に住まわせておくのが、精神的な面で不安だから」と、その理由を説明。加えて、親が孤独になることや親としての威厳がそこなわれることを懸念点として指摘する声もあった。
調査元のラーズ・アンダーソンさんは、「親は子供が自立するまで人生の多くをなげうって尽力するもの。しかし、親に対してその恩を返すべき時が来ることは忘れられがち」と懸念を示し、「高齢になった親が子供との『役割の交代』を経験し、またどのような問題に直面するかということについて、十分に考えなければならない」と訴えいてる。
























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