「イングリッシュ・ブレックファスト」といえば、イングランドの伝統的な朝食で、ベーコン&エッグ、ソーセージ、マッシュルームやトマトのグリルなどから成る豪華なラインアップで知られる。昨年の秋、世界保健機関(WHO)が「加工肉製品の摂取はガンのリスクを高める」という報告をしたことで、英国ではベーコンやソーセージなどの消費量が一時落ち込んだが、朝食だけは『聖域』のようで、逆に加工肉製品の消費量が増加したことが分かった。「デイリー・メール」紙が報じた。
英国人はサンドイッチの具材や夕食には加工肉製品の使用を控えるようになっており、全体的な消費量は減ったものの、朝食ではこれらの「必須食材」を外すことはできないようだ。
昨年、朝食にベーコンが使われたのは8700万食分で、前年より14・3%増加したことが、小売市場調査を行う「Kantar Worldpanel」の発表で明らかになった。ソーセージの朝食向けの消費量も5・9%アップした。
一方、卵に関しては、卵の黄身が半熟の状態で食すとサルモネラ菌に感染しやすくなると常々注意が呼びかけられていたが、今月の初めに、食品基準庁がこの注意を取り下げた。ここ2年間で卵の消費量は18%増えており、コレステロール値を高める恐れがあるという健康リスクへの注意に変更はないにもかかわらず、消費量のさらなる増加が見込まれる。
「朝食のベーコンやソーセージから得られる満足感は、健康リスクへの不安にまさる」と分析されている。
























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