昨年、英国で開催されたラグビー『W杯』にあわせて、前ロンドン市長、ボリス。ジョンソン氏が実現を熱望していた「ナイト・チューブ」(ロンドン地下鉄の夜間運行)。勤務時間や手当てについて、組合側とロンドン交通局の折り合いがなかなかつかず、折衝に時間がかかったが、19日(金)夜よりいよいよ運行がスタートする。「イヴニング・スタンダード」紙が伝えた。
24時間運行が導入されるのは、ヴィクトリア・ラインとセントラル・ラインで、対象は金曜日の夜と土曜日の夜のみ。
今年中に、ノーザン・ライン、ピカデリー・ライン、ジュビリー・ラインについても、24時間運行が行われるようになる見込みという。
しかし、。たとえ夜間に地下鉄を利用できたとしても、地下鉄駅から自宅まで距離がある場合は、役に立たない。この悩みを解決すべく、「ナイト・チューブ」サービスの開始にあわせ、新ルートのナイト・バスも8本、運行されることが明らかになった。
恩恵を受ける人もいるには違いないが、すでにナイト・バスが充実しているロンドンで、血税を使って地下鉄の夜間運行を行う必要は本当にあるのか、いまだにロンドン在住者のあいだでは懐疑的な人は少なくない。利用者数の程度によっては、運行の見直しを行うべきだという声があがるだろう。
また、夜間に地下鉄駅で働くスタッフの安全についても懸念されている。組合は、勤務スタッフの少ない駅などでは、もし、改札を飛び越えて無賃乗車しようとする客などを見ても、ほおっておくようにアドバイス。身の安全を一番に考えるよう呼びかけている。
























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