2013年にロンドンで創業し、急成長を遂げている宅配サービス「Deliveroo」。ランチや夕食の時間帯になると、ロンドン各所で、カンガルー印のケースを荷台にしつらえた自転車やオートバイを駆るドライバー(配達人)の姿が見られ、その人気ぶりを知ることができる。ところが同社が導入した新しい給料体系に対し、ドライバーから不満の声が上がり、ストライキにまで発展したという。「メトロ」紙が伝えた。
これまでデリバルーのドライバーの給与は、時給7ポンドを基本とし、1回の配達につき1ポンドがこれに加算されていた。
しかし、デリバルーが5月に発表した内容は、時給制をやめ、1回の配達につき3.75ポンドを支払うというもの。
ドライバーからは「新しい体制では、家賃を払うことができない」と、実質的な賃金の大幅値下げに懸念や怒りの声があがっているとされる。
ただ、同社は、「ドライバーらに行った調査の結果、彼らにとって最も重要なことは『柔軟性』ということがわかった。今回の変更は、それを受けてのこと」とし、「忙しい時間帯なら、1時間平均でこれまでよりも2.1倍稼げるようになることが見込まれる」と弁明。しかし、仕事をデリバルーのみに絞っている場合は、そこまで効率よく働くことは困難。多くの配達が見込めない時間帯も待機したとすると、平均で、現在の最低賃金にあたる「Living Wage」である時給7.2ポンドを割りこむことは十分考えられる。ドライバー側と経営側とのバトルは長引くことが予想されている。
























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