7/21 メイ首相夫妻、ようやく官邸に入居―お目当ては広いキッチン!?

伝統的に英首相官邸といえばダウニング街10番地。ニュース内で「Downing Street」は「首相サイド」を意味する。また、その隣の11番地は、代々財務相の公邸とされてきた。しかし、11番地の上階にあるフラットのほうが10番地の上階にある首相公邸より広い。労働党のトニー・ブレア氏が首相になった際、財務相(後に首相)だったゴードン・ブラウン氏が当初は独身だったことから、ブレア氏とブラウン氏は住む場所を交換、11番地の上のフラットにブレア一家が暮らすようになり、キャメロン一家も実は11番地に住んでいたという。
テリーザ・メイ首相夫妻も、ようやくこの11番地に入居の運びとなったことを「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
キャメロン首相の辞意を受けて行われた、保守党党首選において、決選投票に残っていたアンドレア・レッドサム氏が突然、党首選レースからの離脱を11日に表明しメイ氏が党首の座を獲得、13日には首相に就任とめまぐるしい動きが見られた。
当初は、決選投票の結果が出るのは9月9日とされていただけに、11番地で暮らすキャメロン一家がどれほどあわてて引越し準備をせざるを得なかったか、想像にかたくない。
引越し業者が既に330箱の荷物を運び出したことは13日にお伝えしたとおりだが、キャメロン一家の引越しは完全には終わっていなかった模様で、今週になってようやく、本当の引渡しの準備ができたという。
メイ首相は、料理のレシピ本を100冊所有し、毎週、新しいレシピに挑戦していることを告白するなど、大の料理好きで知られる。11番地のキッチンは、キャメロン一家が入居するにあたり、2万5000ポンドをかけて大改修したもの。
メイ首相夫妻には子供がないため、面積的には10番地の上階のフラットでも良かったと思われるが、メイ首相がこのキッチンのある11番地のフラットを切望したと想像するのが自然だろう。
メイ首相に料理をする時間があるかどうかは疑問だが…。

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