EU離脱が決まった国民投票の責任をとって辞任を表明したキャメロン首相の後任選びが進められている。新党首となる勝者は、首相として英国の舵取りを行うことになる。今回の保守党党首選には5人が出馬。5日に行われた第1ラウンドで、テリーザ・メイ氏(59)、アンドレア・レッドサム氏(53)、マイケル・ゴーヴ氏(48)の3人に絞られた。7日、第2ラウンドが行われ、その結果をBBCなどが伝えた。
獲得票数は次のとおり。
1 テリーザ・メイ氏(59)199票
2 アンドレア・レッドサム氏(53)84票
3 マイケル・ゴーヴ氏(48)46票
この結果、メイ氏とレッドサム氏が決選投票に臨むことになった。決選投票では、6月9日までに保守党党員になった人にのみ投票資格が与えられる。投票権のある党員数は全国で15万人といわれ、主流は、ミドル・クラスに属する50歳以上の白人男性と説明されている。6月の国民投票では、3分の2が「EU離脱」に投票したと見られている。
「EU残留」を支持したメイ氏に対し、レッドサム氏は「離脱」を支持。党首経験者で前労働・年金相のイアン・ダンカン・スミス氏、ゴーヴ氏の裏切りにより党首選出馬を断念した、前ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏、先日、英独立党(UKIP)党首を辞任したナイジェル・ファラージュ氏はいずれもレッドサム氏支持を表明している。
しかし、金融の世界で働いていたレッドサム氏が政界入りしたのは2010年の総選挙の際。現職のエネルギー閣外相になってからまだ2年と、その経験の浅さが問題になることは間違いないだろう。
内務大臣になって6年余りのメイ氏と、レッドサム氏の一騎打ち。予断を許さない闘いになるが、次期首相が女性となることだけは確か。9月9日まで目が離せそうにない。

















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