4/11 赤ちゃんと一緒に寝ることを隠している母親…こんなにいる!

欧米では、生まれたばかりの赤ん坊でも両親とはベッドを別にするのが『常識』だと聞いたことがある人は多いのではないだろうか。しかし、英国では実際には乳児と同じベッドで寝ている母親は多く、しかもそれを隠しているケースが半数近いことが明らかになった。「デイリー・メール」紙が伝えた。
 このほど行われた調査で、乳児と一緒に寝ている母親の半数が、かかりつけ医に乳児の寝る環境について聞かれたときに、それを隠して嘘をついていることが分かった。添い寝することを批判されるのを恐れているからだという。
 しかし、結果として、母親たちは乳児の安全を確保しつつ、就寝する方法についてのアドバイスを受ける機会を逃していると指摘されている。実際、ベッドで乳児と一緒に寝ることいより、「乳幼児突然死(cot death)」(cot=小児用ベッドのこと)の危険性を5倍にも高めてしまうことが報告されている。
 母親が乳児と一緒に寝るのを好む背景には、頻繁な授乳に対応しやすいからという理由もある。英国では「母乳で育てること」が「自然で最善」だと推奨するキャンペーンが過熱。それが高じて、「自然でない」もの、例えばワクチン接種などをよくないものだと思い込む母親も少なくなく、過剰なキャンペーンは育児初心者に間違った選択をさせる恐れがあるとの声も聞かれている。
 育児本の著者であり自身も4児の母である、サラ・オックウェル=スミスさんは、「英国では、子離れのできない子を育ててしまうとして、親子一緒に寝ることを良しとしない風潮があるが、実際は、双方がよりよく眠れる方法」だと話す。また、「親と一緒に寝ていた子は、そうでなかった子より、5歳になった時に親離れできている率が高い」という自説を展開。しかしそのためにも「安全に一緒に寝る方法を親が知ることがとても大切」であるという。 
 出産と育児に関する問題に取り組むチャリティ団体「National Childbirth Trust」は、安全な添い寝のために、子供がベッドから落ちたり壁とマットレスの間に挟まれないよう注意すること、暑くなりすぎないよう羽布団より毛布を使うこと、枕を使わないことなどをアドバイスしている。

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