オックスフォード大学とケンブリッジ大学は、世界に名だたる英国の名門校。2つ合わせてオックスブリッジ(Oxbridge)と称される。そのオックスブリッジの卒業生の生涯年収は、名門ではない大学に比べ平均で40万ポンド多いことが分かった。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
コンサルタント会社「ボストン・コンサルティング・グループ」が教育慈善団体「Sutton Trust」の報告を基に算出したところ、オックスブリッジ卒業生の平均的な生涯収入は180万ポンド。ラッセル・グループ(英国の大規模研究型大学24校の総称。オックスブリッジも含まれる)の他の大学では160万ポンド、その他の大学では139万ポンド弱であることが明らかになった。
卒業後の初任給(年収)については、オックスブリッジ出身者は他の大学に比べて7500ポンド(42%)高いことも判明した。ちなみに、2013年の報告によると、大学進学者は全体で49万6千人、そのうち13万人がラッセル・グループの大学に入学、オックスブリッジへは6500人が入学している。
また、英国には「アプレンティスシップ」という若年層向けの職業訓練制度がある。大学生は在学中に企業に身を置き、インターンのような形で職業訓練を受けるのだが、この制度にもいくつかランクやレベルがあり、ランクが高いほど収入も高くなるとの調査結果が出ている。
報告元の「Sutton Trust」は「全ての大学が平等なわけではない」としながらも、学費が高額であることから「平均的な大学生が卒業時に4万4千ポンドものローンを抱えていることを考えると、生涯収入がより多く見込める大学、すなわちできるだけ良い大学に進学することが重要性を帯びる」とコメント。英国の大学生の多くが在学中に「学生ローン」を利用している現状につていも言及した。
一方、大学のシンクタンク「million+」の代表、パム・タトロー氏は「生涯収入は様々な要素が組み合わさって決まるもので、社会的背景のみではない」と、学歴のみに焦点を当てることへ警鐘を鳴らしている。

















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