英国政府は、慢性的な住宅不足を解消するために2020年までに100万戸もの新しい物件を作ることを画策しているが、それに伴いペンキ塗り職人、装飾職人の不足が浮き彫りになっている。例えば、ロンドンと南東イングランドでは約3万3000人もの職人が不足しているという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
大手ペンキメーカー「Dulux」は「ペンキ塗りや装飾などの仕上げなしに新しい家、フラットを完成させるのは不可能」と懸念を示している。
また、建設会社連盟「Home Builders Federation(HBF)」も「熟練職人不足が建設業者にとって最大の問題となっている」と話す。過去2年で建設業界は、増え続ける仕事に対応できるよう、人材確保に努めてきたとはしているものの、「国が求めるだけの新築物件の建設には、今後さらに数万人を雇用し育成していかなければならない」と必要な人材が確保できていない現状を説明している。
また「英国は、美容師の訓練には力を入れるが、れんが職人は育てられていない」という皮肉交じりのコメントも出てきている。
問題が切実になりつつある現在、業界に任せるだけでなく政府の早急な対策が必要と言えそうだ。

















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