夜寝る前に胸部や背中に塗ることにより、せきやのどの痛み、鼻づまりといった風邪の諸症状を緩和するとされる軟膏剤「ヴィックス・ヴェポラッブVicks VapoRub」は、英国でも100年以上にわたって愛用されてきた。ところが最近、このヴィックス・ヴェポラッブを胸元などではなく「ある部位」に塗るほうが、より効果的とする投稿がSNSで増加し、話題となっているという。「デイリー・メール」紙が報じた。
その「ある部位」とは、なんと足裏。足裏に塗った後に、靴下を履いたまま寝るのがベストで、SNSでは体験者による絶賛の声が増え続けている。
ヴィックス・ヴェポラッブが最初に製薬されたのは、1890年代の米国。1912年に今の名称に改名されて発売され、インフルエンザが大流行した1918年には特効薬として一躍注目を浴びた。その当時から胸部と背中に薄く塗るように注意書きがあったものの、足裏に塗るという記述はなかったという。
心理学者のリン・ジョーダン氏は「ストレスの軽減が、効果を促進しているのではないか」と分析。「せきばかり気にしていると、慎重に呼吸しようとするなど薬を塗った胸部に意識が集中してしまう。そうするとストレスが溜まり、余計にせき込む原因となる。胸部から離れた別の部位に薬を塗ることにより、胸部から意識が逸れてストレスが軽減した結果、せきが治まっている可能性がある」と話している。

















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