多種多様な情報を発信するSNSは重要な情報収集源の一つと捉えられている。だが、ネット上の情報を鵜呑みにすることは時に自身を危険に晒すこともあるのを頭に留めておくべきだろう。
英国では先日、それを改めて指摘するかのような事件が起こった。マンチェスター在住のスザンヌ・デールさん(66)はフェイスブック上で見た「トースターでチーズ乗せトーストを短時間で作る方法」を自宅で試したところ、あやうく自宅を火災で失うところだったという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
デールさんが参考にしたアドバイスとは、トースターを横に寝かせ、チーズをのせた食パンを入れて焼くというもの。通常縦にトーストが飛び出す仕組みのトースターを横にすることで、チーズを乗せた状態で食パンを調理できるというわけだ。
だが、デールさんの場合は、この手順どおりに運ばなかった。トースターのスイッチを入れてまもなく煙が出始め、すぐにコンセントを抜いたものの、大きな炎がトースターから立ち上ったため、無我夢中でトースターを庭に運び出したという。トースターの火を消すまでに20分もかかり、キッチンの調理台にはダメージが残り、家の中も大掃除をするはめになった。
デールさんは、「私は庭付きの戸建てに住んでいたからよかったけれど、フラットに住んでいる人や、すぐに動けない状態にある人に同じことが起きたら大変なことになっていたはず」と、自分が体験した恐怖を振り返っている。
このクッキングアドバイスは、フェイスブック上で2000回シェアされ、「良いアイディアだ。やってみる」といったコメントが数多く寄せられていたという。
マンチェスターの消防署では「キッチン用品はメーカーが提示する以外の用途でくれぐれも使わないように」とし、「トースターでチーズ乗せトーストを作るのは極めて危険。火事を起こす恐れがある」と呼びかけている。

















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