英国では、公道を走行する自動車には道路税(Vehicle Excise Duty、通称「road tax」)の支払いが義務付けられている。二酸化炭素の排気量が多い車ほど、税額は高くなる仕組み。2014年までは支払い済みかどうかを示す「ディスク」(円形の証書)をフロンドガラスに提示することになっていたのだが、昨年から、このディスクが発行されなくなった。
ひとめでは、道路税が支払い済みかどうか分からないことから、ディスクの発行停止が発表された当初から、道路税を支払わずに車を運転するドライバーが増えるであろうことは懸念されていた。実際に、心配されたとおりの展開になっていることを「メトロ」紙が伝えた。
道路税をごまかすドライバーの数は、2013年では21万人だったものが、2014年には2倍以上の56万人に激増。これにともなう減収入は8000万ポンドに上るという。
政府筋は「99%のドライバーは道路税を支払っている」と、『負け惜しみ』に近いコメントを寄せているが、今後も、道路税を支払わずに済ませようとするドライバーは増加すると見られている。
ほらね、といいたくなるものの、ディスク発行にかかっていた経費が、減収入の増加分を上回るようなら、このままにするしかなさそうだ。

















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