2013年に英国やアイルランドで販売されている、「牛肉」とうたった加工食品に馬肉が混入しているとして大問題となったことを覚えておられる読者も多いことだろう。愛犬や愛猫用のペット・フードに関して、「偽装表示」とまでは言い切れないまでも、誤解を招く表示をほどこしている製品が少なくないことが明らかになった。「デイリー・メール」紙が報じた。
ノッティンガム大学が17のペット・フードについて、DNAテストを実施、その結果が発表された。それによると、「with beef」(牛肉入り)と記してあっても、実は豚肉、鶏肉の割合の方が多く、なおかつ、その点が明記されていないケースが複数あったとされている。なお、馬肉が混入しているケースはなかったという。
例えば、ドッグフードでは、「Bakers」の「As Good As It Looks Succulent Stew with beef」は、豚肉15%、鶏肉63%で牛肉はわずか15%。キャットフードの大手「Felix」の「Complete with Beef」も、豚肉36%、鶏肉45%で牛肉はわずか19%であることが判明した。
比較的、良心的だったのはドッグフードでは「Co-op」の「Gourmet Terrine with Chicken and Game」で豚肉12%、鶏肉1%で牛肉は87%。キャットフードでは「Gourmet Solitaire」シリーズの「with beef」で、豚肉24%、鶏肉20%で牛肉は56%だった。
英国では毎年40万トンの缶入りペット・フードが販売され、その市場規模は10億ポンドと巨大。英国で飼われている犬、900万匹のうち約半数、800万匹の猫の4分の3が、缶入りペット・フードを毎日与えられていると見られている。
調査元では、ペットのアレルギーの問題や、、豚肉が禁じられているイスラム教徒が宗教的にペットにもその戒律を求める例も考えられるとして、メーカー側により明確な表示をほどこすよう訴えている。

















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