11/20 「キャム・フォース・ワン」、実現? でも、シャワーは完備せず

このほど、英国でもおそまきながら、首相専用機が用意される可能性が高まったことを「デイリー・メール」紙が報じた。

「エア・フォース・ワン (Air Force One)」 といえば、米大統領が搭乗した際に米空軍機が使用するコールサイン(識別信号)とのことだが、「米合衆国大統領専用機」の意味で(誤使用ながら)使われることが多いのが実情。「エア・フォース・ワン」をもじって「キャム・フォース・ワン」(「キャム」はキャメロン首相のこと。苗字の最初の3文字)と、メディアが揶揄しているこの専用機は、正確には首相だけでなく、王室メンバーや他の大臣も使用可能という。

労働党政権下で、「ブレア・フォース・ワン」と揶揄された専用機の実用化が画策されたこともあったが、このときは1億ポンドもの費用がかかることに大反発が起き、あえなく計画は頓挫。

今回は、英空軍の「Voyager」機を改良して活用する計画。席数は160、バーやシャワーは完備せず、費用も1000万ポンドにおさえるという条件で、ゴーサインが出る一歩手前までこぎつけた。

現在、首相の外遊時などには民間機が使われるが、1時間あたりの費用は6700ポンド。専用機が完成したあかつきには、これが2000ポンドで済み、年間で77万5000ポンドの節約になると政府は説明しているが…。実際に「キャム・フォース・ワン」が空を翔る日がくるか、まだまだ予断を許さない状況というべきか。

 

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