11/17 ホームレス用施設が圧倒的に不足…慈善団体の奥の手とは?

一時宿泊施設などの不足で、寒さの厳しい冬の夜も屋外で過ごさなければならないホームレスのため、支援団体が苦肉の策ともいえる策を講じ始めた。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。

路上で生活するするホームレスの数が、過去5年で55パーセントも増加しているのをうけ、ホームレスたちに寝る場所を提供する簡易宿泊所は常に不足するようなっている。これから冬本番を迎えるにあたり、野外で眠ることは、時に命の危険をともなうこともある。

そこで、若年層のホームレスを支援する慈善団体「New Horizon Youth Centre」は、深夜バスを利用した支援をスタートした。

同団体は寝場所を希望する若者に宿泊所を用意できない場合、ロンドンを走る深夜バスのチケットを提供。同時に、安全な深夜バスのルートを紹介している。

同センターのシラー・オコナー氏は、「5年前はすべての若者に宿泊所を提供できていたが、現在は、約半数にしか提供できていない」と説明。「深夜バスは冷たい通りで眠るよりもよりも暖かで安全。バスで仮眠をとり、センターに戻った若者には、シャワーと朝食を提供している」と話している。

こうした現状については、ホームレスの増加に加え、家賃の上昇や支援団体の資金難などにより、簡易宿泊所の数が減っていることも、影響していると考えられており、根本的な打開策が求められている。

 

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