大手チョコレート会社「キャドバリー」社(英語では「カドベリー」と発音)が販売している人気商品「Dairy Milk」シリーズの「フルーツ&ナッツ」が、発売開始から約90年を経て、コスト削減のためにレシピを変更することが明らかになり、チョコレート好きな英国人のあいだで不満の声があがっている。「デイリー・メール」紙が報じた。
「フルーツ&ナッツ」は、ミルクチョコレートにレーズンとアーモンドをミックスしたもの。ところが、レーズンよりも安価なサルタナレーズンを使うことによって経費を抑え、販売価格の値上げを避ける計画という。
キャドバリー社は2010年に米国のクラフト社に買収されて以降、新レシピへの変更を決断。同社の広報担当者は、「試食会を何度も行ったが、『多くの』消費者がレーズンではないことに気づかなかった」とコメントしている。
実際のところ、英国人2,000人にレーズンとサルタナの違いを知っているかどうか調査してみると、「知っている」と答えたのはわずか10%だった。サルタナはレーズンの一種だが、レーズンよりも甘味が強く大粒でやわらかく、自然乾燥させるレーズンに対し、植物油や酸などに漬けて乾燥させることが多い。また、レーズンが500グラムで1.54ポンドであるのに比べ、サルタナは0.84ポンドと安価(テスコ調べ)。
新レシピの商品は、11月末から店頭に並ぶ予定。パッケージは変更されないので、気になる人は、裏面の原材料名をチェックしてから購入するしかなさそうだ。

















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