愛しいわが子には最良の名前を授けたい…。そんな親心(?)から、フランス南部のペルピニャンに住むフランス人夫婦が息子につけた名は「プリンス・ウィリアム」。チャールズ皇太子に次ぐ英王位継承順位第2位のウィリアム王子にあやかったこの名に、裁判所が使用禁止を命じたという。「デイリー・メール」紙が伝えた。
命名の理由について同夫婦は、英王室と関連のある名前は子供の将来に役立つと考えたとされるが、裁判所は「子供が生涯にわたり嘲笑の対象となる可能性がある」と判断。納得のいかない同夫婦は、英国を代表するクラシック・カーの「ミニ・クーパー」を名前に使いたいと申し立てたが、これにもNGが出されたという。
また、北フランスのヴァランシエンヌでも昨年、同様のケースが発生。ある夫婦が、チョコレート風味の甘いスプレッド「ヌテラ」の名にちなみ、娘にその名をつけようとしたものの裁判所がこれを拒否。また娘の名を「ストロベリー」と決めた別の夫婦に対しても禁止令が出されたという。双方とも、「子供が笑いものになる恐れがある」と説明されている。
フランスではかつて、政府によって適正とみなされた名前の一覧から、新生児の名前を選ぶことが決められていたが、1993年に廃止されている。とはいえ、裁判所は、その名前が子供の利益に反するとみなされれば、却下する権限がある。キラキラネームも、やはり常識の範囲内にとどめてほしいもの。

















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