品質には問題がないものの、市場へ出す基準にそぐわない食料や、一般市民がスーパーで代金を支払い、その場で寄付された商品を保管し、生活困窮者に提供する「フードバンク」。長引く不況の中で確立されたシステムだが、英国内でも富裕な町のひとつとされるケント県タンブリッジウェルズで、なんとこのフードバンクの配達サービスが始まったことが明らかになった。「メトロ」紙が取り上げた。
フードバンクの活動を推進する慈善団体のひとつ「Nourish」では、電話一本で利用者の玄関まで食料配達を請け負うことを決定。フードバンクで食品を受け取るために、列に並らぶのが恥ずかしいと思う人のために始めたと説明している。
同団体の代表オルガ・ジョンソン氏は「利用者は、フードバンクに頼ることを恥ずかしく感じている」とし、「タンブリッジウェルズ在住者のほとんどは、フードバンクを利用しなければならないような生活を送っている人たちがいるとは、考えもしないのでは」とコメント。この問題が「とてもデリケート」であることを指摘している。
タダで食料が配給されるのに加えてデリバリーまでしてくれるとは、なんとも恵まれているように聞こえるが、裕福なエリアならではの対処法といえそうだ。

















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