かねてから、英国において無駄に廃棄される食物の多さが問題視されてきたが、このほど、捨てられる食物の量が、英国では一人当たり年間約150キロにものぼることが調査で分かり、改めて議論を呼んでいる。「デイリー・メール」が報じた。
欧州委員会が正確なデータが得られる6ヵ国(英国、ドイツ、オランダ、フィンランド、デンマーク、ルーマニア)を比較したところ、他国を引き離して最も食物の廃棄量が多かったのは英国であることが判明。レストランやホテル以上に、家庭での廃棄量が多い点も指摘され、問題の深刻さが浮き彫りになった。
捨てられる食物については、じゃがいもが最も割合が高く45%、その他の野菜に関しても総合して45%であるとの結果が出た。さらに、果物の41%、肉・魚の23%がこれらに続く。最も低かったのは酒類で、これは5%にとどまった。
「2つ買えば、2つめは無料(あるいは半額)」といったスーパーマーケットの安売り商法により、食べ物の価値が低下し、余分に購入して廃棄するのが当たり前の社会になってしまっていること、消費者が賞味期限と消費期限を混同していること、また英国人が料理の基礎を忘れてしまっていることなどが、食物の廃棄率の高さを招いていると専門家らは分析している。
学校教育で、家事の基礎として、冷蔵庫の有効な使い方、残り物の消費方法、食べ物の冷凍保存法などを教えるべきだと提唱する声も聞かれるが、即効性のある策が立てられるには至っていない。
なお、機械エンジニア協会「Institution of Mechanical Engineers」が以前行った調査では、英国の各家庭で年間480ポンド分もの食物が捨てられているとの結果も報告されている。しかし、廃棄物と資源に関する問題に取り組む政府諮問機関「the Waste and Resources Action Programme」では、この統計は古いデータだとし、英国の家庭での食べ物の廃棄量は近年では2割余り減っていると言及している。

















![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』