英国で若年性認知症が増加しており、特に40代後半に認知症と診断されるケースが増えているという。研究者たちはこれを「静かにはびこる伝染病」だと警鐘を鳴らし、その原因として環境汚染が関係。「デイリー・メール」紙が伝えた。
20年前は、認知症とえいば60代後半以降に症状が出始めるのが一般的とされていたが、現代では発症年齢がずっと若くなっている。ボーンマス大学の研究者コリン・プリチャード氏は「タイムズ」紙で、若年性認知症の増加は「静かに拡散する、あるいは『隠れた』伝染病」とも言えるコメント。老化だけではなく、環境の変化がその大きな原因となっているとの見解を示した。
また、同氏は「この20年で、人類を取り巻く環境は大きく変わった。車の数は4倍に増え、飛行機や、殺虫剤による大気汚染は深刻化の一途をたどり、電磁波も強まるばかり。便利な社会をあきらめることは無理だが、安全について、もっと真剣に考える必要がある」とも述べている。
20の先進国で11年に渡って行われた調査によると、認知症による死亡率は大幅にアップしており、特に75歳以上の死亡率は「事実上2倍」になっているという。
同調査では、西欧諸国の一部で、45歳~75歳の疾病率は目立って増加していることも判明。また、女性は男性よりもリスクが高いことが指摘されている。
例えば、フィンランドでは75歳以上の男性の認知症による死亡率は最も高く、100万人あたり1万9987人が死亡。英国では同年齢の100万人中、男性では6862人が、女性は9144人が認知症で亡くなっていることが統計で明らかになっている。
チャリティ団体「Age UK」は認知症を予防するために、週に3~5回、30分ほどの運動をすること、禁煙すること、飲酒を控えめにすること、新鮮な野菜と果物を多く摂取することなどを推奨している。

















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