まもなく始まるウィンブルドンのテニス観戦には欠かせない、「ストロベリー・クリーム」。イチゴに生クリームをかけただけのシンプルなものながら、英国の夏の到来を象徴する伝統的なデザートだ。このストベリー・クリームの理想的な食べ方を科学者が実験で証明、その黄金原則が明らかにされた。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
BBCの科学教養ラジオ番組『ライフ・サイエンス』の司会者でもあるスチュワート・ファリモンド博士によると、生クリーム(英国の「ダブル・クリーム」または「シングル・クリーム」を用いるのが一般的。形状はホイップ・クリームではなく、濃いミルク状)がかけられたイチゴは、3分後に食べるのがベスト。そうすれば、もっともイチゴとクリームの『マリアージュ(絶妙な調和)』を楽しめるという。ちなみに、2分50秒たつと、浸透圧の作用でイチゴが一気にちぢんでしまうのが、その根拠。
さらに、イチゴとクリームの比率は7:3が理想で、イチゴが多すぎると、酸味がかってしまうと説明されている。
ストロベリー・クリームはヘンリー8世の宮廷料理人が考案し、当時、上流階級の間で好んで食されたイチゴと庶民の味だったクリームをかけ合わせた画期的なデザートだったとされている。ウィンブルドン開催期間中の2週間だけで27トンのイチゴと6816リットルのクリームが消費されるという。

















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