天罰が下ることも恐れないのか、教会を狙う泥棒が増えているという。背景には教会で用いられるものに稀少価値を見出す収集家の存在があるとされ、こうしたコレクターの需要に応じて盗みが行われていると警察では注意を呼びかけている。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
狙われやすいのは、聖職者が常駐することのなくなった教会で、中には石像や、ガーゴイル(怪物が口を開いた形をした吐水口)まで壁からもぎ取られ、盗み去られてしまうケースさえあるという。盗まれたものの無事に返還された物品には、古い聖書やステンドグラスも含まれていたと報じられている。
警察は、教会側に注意喚起を行い、スタッフ監視の下でのみ、一般に開放するなどの対策を呼びかけているが、聖職者の中には『万人に開かれた教会』の趣旨に反するとして反発する人もいるという。代わりに防犯カメラを取り入れるなどセキュリティ対策を講じたいところだが、問題は予算で現実的ではない教会が数多くあると見られている。
教会保存団体のニール・ウィルコックス氏は「多くの人が訪れることが最も有効な防犯になる」とコメントしている。

















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