高齢者が高齢者を介護する「老老介護」。超高齢化社会の日本では、介護疲れによる共倒れや心中事件が後を絶たず大きな問題となっているが、英国でも85歳以上の人が同じく高齢の配偶者や家族の介護にあたるケースが15年間で3倍と急激に増加していることが判明した。「デイリー・テレグラフ」紙が報じた。
高齢化問題と介護問題に取り組むチャリティ団体「エイジUK」と「ケアラーズUK」の報告によると、2001年にはイングランドにおいて3万8000人だった85歳以上の介護者の数が、2011年には8万7300人に増加。現在、その数は11万6000人を超えると推定され、過去15年間で約3倍に膨れ上がったことが分かった。これは、85歳以上の人口の10人に1人が老老介護を行っていることを意味する。
さらに今後もこの数は増加の一途を辿り、2030年までには20万1000人に達すると予想されている。
60代後半から70代前半では約30%が週平均50時間を家族の介護に費やすとされるのが、85歳以上の層では、割合が55%に増大。その多くは自らの健康を損なうリスクを抱えているという。
前回行われた国勢調査によると、週50時間以上を介護に費やす人のうち、10人中6人が、「良好な健康状態にはない」と自らの健康について懸念を抱いていることが分かった。
特に認知症患者の大幅な増加がこの老老介護の原因背景にあると指摘されている。また、女性よりも平均寿命が短いはずの男性の方が介護者となっているケースが多いことも報告では明らかにされた。

















![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』